セキュリティソフトはWindows Defenderだけで十分なのか

※画像はMicrosoft公式サイト（https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/pc-security/windows8.aspx）より

Windows PCに標準搭載のWindows Defender

Windows Defender とは、Windows 8以降のWindows PCに標準搭載されている無料セキュリティソフトのことです。
最新のWindows10にもWindows Defenderは搭載されており、なじみがあるかたも多いのではないでしょうか。

世界的に見て、セキュリティソフトなしでPCを利用するユーザーは未だに多く、ウイルス感染の被害も多く発生しています。
こうした被害からユーザーを守るためのMicrosoft社の配慮として、Windows PCにはWindows Defenderが標準搭載されるようになりました。

最低限のセキュリティ機能

Windows PCに標準搭載されているWindows Defenderですが、セキュリティソフトとしての機能ははたして十分と言えるのでしょうか。

Windows Defenderでは、マルウェアやウイルスなど、悪意のあるプログラムを検知し、削除する機能が付いています。
主なセキュリティ機能はリアルタイム保護とスキャン保護の2つです。

リアルタイム保護は、常時監視の機能です。
PCの動作を常に監視して、ウイルスの侵入を遮断します。

スキャン保護は、PCファイルを保護する機能です。
PCに保存されているファイルをスキャンし、ウイルスを見つけると削除します。

Windows Defenderの機能はリアルタイム保護とスキャン保護の2つのみで非常にシンプルです。
ウイルス対策に加え脆弱性対策やネットバンキング保護の機能などを持つ市販のセキュリティソフトに比べると、Windows Defenderの機能は物足りません。
Windows Defenderは、最低限のセキュリティ機能を持つセキュリティソフトと言えるでしょう。

Windows Defenderで十分な人

セキュリティ対策がWindows Defenderで十分な人の特徴としては

・大手サイトなど、一般のウェブページ閲覧がほとんど
・外国のサイトやアダルトサイトなど、危険性のあるウェブサイトを見る機会がない
・ネットショッピングを頻繁におこなわない
・個人情報を頻繁に扱わない

が挙げられます。

Windows Defenderはウイルス対策の最低限の機能が搭載されているソフトです。
普段のPC利用がそれほど多くないユーザーはWindows Defenderでも事足りるかもしれません。

安全にPCを利用するなら、市販のセキュリティソフト

よくネットで検索するかたや、ネットショッピングを頻繁におこなうかた、PCで個人情報を扱う機会の多いかたはそれだけウイルスに感染してしまう危険性も高いです。
Windows Defenderにはウイルス対策の最低限の機能しか搭載されておらず、様々なネット上の脅威からPCを守るのにはやや不安です。

やはりネットを安全に利用したいと思うなら、豊富なセキュリティ機能を持つ市販のセキュリティソフトがオススメです。

「ネットバンキング保護」「ID・パスワード管理」の機能があるオススメのセキュリティソフト

・マカフィーリブセーフ
・ウイルスバスタークラウド
・ノートンセキュリティデラックス

PCの利用状況などをふまえて、自分に合ったセキュリティソフトを見つけてくださいね。
安全で快適なインターネットライフが送れることを願います。