セキュリティソフトの選び方

数多くあるセキュリティソフトの中から自分に合ったソフトウェアを選ぶのは大変です。
パソコンやインターネット、セキュリティに詳しい方であるならばスペックを考慮しながらご自身の好みで選べるかもしれません。
しかし、パソコン初心者の方やセキュリティ意識が低い方には多数のソフトから選ぶのは困難です。
ここでは基本的なセキュリティソフト選びのポイントを上げておきたいと思います。

ウイルス検出率 × システム負荷

この2点はもっとも大きな基準になるでしょう。セキュリティソフトですから検出率が高い方がいいのは当然としてもアップデートやスキャン中のシステム負荷はユーザーに対して大きなストレスを招きます。
いかにスムーズな更新で作業に弊害を出さないようにするかはセキュリティ会社としても大きな課題でもありました。現在では端末自体のスペックが上がってきており、また各セキュリティメーカーの努力によって動作負担は随分と改善されています。

→ 動作の軽いセキュリティソフト「ESET パーソナル セキュリティ

■ポイント■
動作環境のチェックを見逃さないようにしなければなりません。最近では高機能な小型マシンも多くあります。セキュリティソフトもモバイル端末などに対応してきているので導入は必要ですが、端末スペックを調べてからセキュリティソフトを入れるようにしなければなりません。最低動作環境ではフリーズしたり通常の作業もストレスを抱えることになりかねます。
各デバイスに合ったセキュリティソフトの導入を検討するようにしましょう。

その他の重要ポイント

使いやすさ
基本的にはインストール後はセキュリティチェック等は自動的に行ってくれますが、細かな設定変更などは自分で行わなければなりません。例えば予約検索の時間変更など。一定の時間指定しておけば毎度その時間に検索されるようにするサービスですが、パソコンをよく使う時間を避けたい時に設定変更が必要になります。高機能なセキュリティソフトでは機能も豊富のため、カスタマイズに慣れが必要です。
各サポートセンターでの対応も充実してきていますが、時間帯によっては利用できないものもあるので自分のスキルに合った操作ができるセキュリティソフトを選ぶ必要があります。

価格
有料版と無料版がありますが、一般的には1年~3年の契約となり、長期間の契約にすることで年間あたりの費用を安く抑えることができます。また満期になりますと更新しないと最新版にアップデートがされませんので最新のウイルス対策ができなくなります。ある種セキュリティソフトを活用し続ける限りは更新費用も発生し続けるものと考えておいた方がいいでしょう。一部、初回のみの支払いや永久無料のものもありますが、セキュリティ面、機能面、サポート面、金銭面などを考慮して選びたいと思います。

その他の機能
パソコンだけでなくスマートフォンやMacなどにも導入できるマルチデバイス対応のセキュリティソフト。お子さま等のインターネット使用を監視やURLリンク先チェックなどを含む保護者機能など上げだせばキリはありません。パソコンの最適化(デフラグ)などの機能はパソコンのメンテナンスとして使えるので考慮しておきたいところです。