IoTを狙ったウイルスが隆盛

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IoTとは

IoT(Internet of Things)とは身の回りの様々なものをインターネットに接続し、情報交換を行うことでそれぞれの位置を把握し制御する仕組みのことです。 

IoTは「モノのインターネット」とも呼ばれ、あらゆるモノがインターネットにつながります。具体的にはテレビや冷蔵庫、カメラや録音機など様々な物があります。

IoTでは、モノがインターネットにつながることで、それぞれのモノの状態を把握でき、外出時にスマホで部屋のエアコンを消すことなどが出来ます。
またIoT機器の使用データを家電メーカーに送信することで製品の品質向上にもつながります。

IoT機器 ウイルス感染の危険性

IoTは新しくて便利な技術である一方、ウイルス感染の危険が非常に大きいとも言えます。
IoT機器で撮影された映像、録音された音声が、悪意ある第三者によって盗まれるという被害が起きています。
IoT攻撃の対象となるデバイスは監視カメラやデジタルレコーダーなどです。

またIoTを踏み台として行われるサイバー攻撃もあります。
このサイバー攻撃では、インターネットに接続された機器に大量のデータを送りつけることでネットサービスをダウンさせるなどの被害をもたらします。
最近ではIoTを踏み台にしたサイバー攻撃を受けた結果、長時間に渡りTwitterが接続しにくくなるという被害が出ました。 

被害を防ぐために

個人利用のIoT機器の使用においても、設定が初期のままであったり不備があったりすると、第三者によって不正にアクセスされ情報が盗まれたり、私生活を覗かれたりしてしまいます。

このような被害を防ぐためにもIoT機器のパスワードを初期設定のまま利用せず、変更するなどして乗っ取りが行われないように対策する必要があります。
またIoT機器に対応したセキュリティソフトを導入することも有効な対策と言えるでしょう。