パスワード認証用ボタン搭載のUSBメモリ(アイ・オー・データ機器)

画像出典:http://www.iodata.jp/product/usbmemory/security/ed-hb2/


アイ・オー・データ機器
は2017年4月12日、本体にパスワード認証用ボタンを搭載したUSBメモリ「ED-HB2」を5月中旬に発売すると発表しました。

希望小売価格(税別)は、4GBで14,700円、8GBで19,200円、16GBで25,000円になります。

ここからは、USBメモリ「ED-HB2」の特長を紹介していきます。

1. パスワード保護

このUSBメモリ「ED-HB2」は、本体上に備わった0~9の数字ボタンを組み合わせてロックを解除する仕組みです。
パスワードは7~15桁の数字を自由に設定でき、パスワードを忘れてしまったときに使うセカンドパスワードを設定することもできます。

またパスワードとセカンドパスワードを合わせて10回誤入力すると、データへのアクセスができなくなります。
この場合、USBメモリ本体の初期化および再フォーマットが必要となります。
初期化後のフォーマットツールとして「USBメモリフォーマッター」というプログラムが用意されています。

2.データの暗号化

USBに書き込まれるデータは自動的にAES256bitでの暗号化が行なわれ、データが保護されます。
これによって本USBを分解し、内部のフラッシュメモリーを別基盤に載せた場合もデータが読み取られる心配はありません。

また、ドラッグ&ドロップの操作でファイルを暗号化・復元、削除をすることができるファイル暗号化ソフトウェア「QuickSecureAES256」に対応しています。
「QuickSecureAES256」を使って事前にファイルを暗号化しておけば、安全にデータを持ち運ぶことができます。

持ち運びに便利な大型キーリングや、誤動作を防ぐアルミキャップも付属しており、持ち運び時のボタンの誤操作に役立ちます。

3.幅広い機器で使用可能

従来のセキュリティUSBメモリは専用ソフトでのパスワード認証が必要となり、使用できる機器がソフト対応OSに限られていました。
しかしUSBメモリ「ED-HB2」は本体へのボタン入力でパスワード認証を行うため、ソフトが不要となり、幅広い機器で使用することが可能です。

「ED-HB2」はUSB本体にボタンがあることでセキュリティ性や利便性が高まりました。
多くの物がデジタル化、ソフト化された時代に、この商品はハードウェアのセキュリティ性に着目した点が逆に新しいと思います。
安全にデータを管理し、持ち運びたいと考えるかたは、選択肢の1つとして「ED-HB2」を検討してみてはいかがでしょうか?