トレンドマイクロ AI技術を活用した法人向けセキュリティソフト 発表
トレンドマイクロ社は2016年11月18日、AI(人工知能)技術を応用した法人向けセキュリティソフト「ウイルスバスターコーポレートエディション XG」を発表しました。
「ウイルスバスターコーポレートエディション XG」は従来のセキュリティ技術に加え、AI技術を活用した新しいセキュリティ手法「XGen(エックスジェン)」が採用されています。
トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network(以下SPN)」では1日に50万の新しい脅威を発見しています。
「XGen(エックスジェン)」ではAI技術による「機械学習型検索機能」が搭載されており、「機械学習型検索機能」ではSPNで集めた膨大な情報をもとにして複数のアルゴリズムを用いて判断のための学習モデルを作成し、脅威を特定します。
「ウイルスバスターコーポレートエディション XG」の主な新機能としては①サンドボックス連携による対策強化②セキュリティポリシーの均一化があります。
①サンドボックス連携による対策強化
PCに不審なファイルが侵入した際にネットワーク型脅威対策製品「Deep Discovery Analyzer」へファイルを送信し、サンドボックスによるファイルの検査を行います。
不正なファイルと判断した場合、カスタムシグネチャが生成されPC内の不正なファイルを自動で駆除します。
②セキュリティポリシーの均一化
出張などの外出時に社外にあるPCのセキュリティ状況を把握・管理することが出来る機能があります。
この機能により、社内ネットワークに感染していないPCでもシステム管理者が感染状況の確認やカスタムシグネチャの適用が可能となり、社内外でセキュリティポリシーを均一化することが出来ます。
価格は1ライセンスあたり2,980円です。(1000ライセンス購入時)
提供開始日は2017年1月下旬を予定されています。